やーっとやっと、本当にあったかくなってきた?かな?
本当に今年は春が遅いです。
桜も、ようやく都内で開花。
日本人が大好きな桜が、どれだけ日本人の心にエネルギーを与えてくれることでしょう。
楽しみだな、桜。
桜に先立ち、いろんな花が咲き誇る春。
こないだの菜の花や福寿草の黄色も素敵だったけど
今日は白い花を集めてみた。
まずは、ちょっと盛りは過ぎてしまったけど沈丁花。

よく見るのはピンクが入ったのだけど(それも好きだけど)、真っ白なのも好き。
沈丁花の香りがすると、春はすぐそこ!って感じがします。
そして、これも開花を待ち望んでたハクモクレン。
木に、白い小鳥がわさーっととまってるみたいに見えますね。

紫のモクレンが一番好き、って人がいたなぁ。
紫が咲くには、もう少し。
最後、うちのユキヤナギ。
毎年綺麗に咲いてくれます。

ユキヤナギには、少し苦い思い出があります。
小さい時、まだ今の家に引っ越す前ですが。
その家にも、母が大切にしていたユキヤナギの株がありました。
母は毎年、その花が咲くのをとてもとても楽しみにしていました。
が。
ある年、たぶん私は5~6歳だったと思いますが、
母と2人で出かける時に、母が何か忘れ物をして家に戻りました。
私は自転車の後ろの子供席に座ったまま、ぼーっと待っていて。
その、私が座っていた目の高さにあったんですよ、ユキヤナギの株が。
手が届くところに、蕾が膨らみかけた枝が垂れていたんですよ。
で、目についたユキヤナギの枝を、片っ端から指でつまんでぴーっと。
次から次へと、ぴーっと。
お刺身についてるシソの穂からシソの実を取るみたいに、ぴーっと。
たぶん、ほぼ全ての枝から蕾を取ってしまったのだと思います。
家から出てきた母に
めっちゃめちゃ叱られましたね!
大泣きしましたね!
今から考えたら、母の気持ちはとてもよくわかるのですが
当時の私には、それが花の蕾で、母が咲くのを楽しみにしてるなんてわかってなかったもんなぁ。
と、いう苦い思い出のある花です。
キレイですけどね。
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